沖縄におけるカジノ導入是非論のあり方

RYO.I

2008年07月29日 20:57

昨日、沖縄国際大学で開かれた『第158回シマ研究会「沖縄におけるカジノ導入是非論のあり方」』に行ってきました。会場には沖国大の生徒や教授のほか一般の方の参加も多く、県出身の国会議員(って言ったら解るかな?)も見えていました( ゚ ▽ ゚ ;)

カジノ問題に限らず今回の様な会に何度か参加した事があるけど、いつも感じるのが賛成派、反対派の2極に分かれてしか議論が出来ないところです(-"-;A賛成派(カジノ導入派)は賛成に有利な調査方法や結果や意見を述べ、反対派(慎重派)も同様、意図的にしろそうでないにしろ。

賛成派、反対派の2極に分かれてしまってはただのディベートにしかならない。何度か双方が同じ舞台に立って議論した事はあるそうだが、互いのベクトルが違う方向を向いていては何の意味もない。ディベートは自分の意見を述べ、如何に相手を打ち負かすか、ただそれだけ。どちらかが負けたらそこで終了。その後には何の解決策も代案も残らない。

そもそもカジノ導入論はどこから湧いてきたのか?個人や特定の人間の為?そうじゃないと思う。県経済振興の為、県民の為に出てきた振興策案の1つだと思う。それならば、導入を前提に考える事は出来ないのか?

儲かるか儲からないか、県経済の為(=県民の為)になるのかならないのか、そこから議論をスタートすべきだと思う。治安や青少年への影響、ギャンブル依存症等の問題はその次の段階だと思う。儲かりもしない事をやってもしょうがないし、それが住民環境に悪影響を与えるものならば、はなから誰も造ろうとはしない。

ベクトルは1つ『沖縄経済の自立』互いのもつ知識を共有し、カジノがもつ正負の面に対し協議し、解決策を見つける。それでも見つけられない時は時期尚早とし、代案(ここで言えばカジノに代わる)を考える。それが最善で、シンプルではないだろうか?やりもしないで反対するのはどうか?代案も無いのに反対するのはどうか?そう思う。

舌足らずで十分に自分の意見を伝えきれていない部分もあるが、そんなとこかな。賛否両論は結構、あって当然A=´、`=)ゞ